1950年代後半に登場した、エニカ社のシェルパ・ウルトラソニック シーパール のブラックミラー ダイヤルになります。 このモデルには、ケース、文字盤、針など数通り存在しているようで、最も代表的なケースの形はタートルラグですが、この個体は、個人的に好みのスマートなストレートラグの物です。 当時はアメリカ海軍で使用する人がいたようで、信頼度や人気、コストパフォーマンスが高かったようです（参考：https://wornandwound.com/affordable-vintage-enicar-seapearl-600/）。 　オリジナルのブラックミラー ダイヤルに経年変化が見られ、とても雰囲気があり、12・3・6・9のアワーマーカーは台形に、その他は三角形で枠取りされた個性的な仕上げです。 また、長短針、そして特徴的な秒針は夜光直しがなされているようですが、オリジナルの物が装着されています。 発売当時に装着されていたと言われるTROPICのベルトを装着しております。 　分解掃除を済ませ日差10秒程で稼働しております。