セイコー社の中でも生産終了している珍しいモデル「キングセイコー」。 その中でもより希少な 45-8010 「スーペリア・クロノメーター」になります。 搭載されている45系ムーブメントは、当時の第二精工舎の亀戸工場がクロノメーターコンクールのために開発した物を、市販用に作ったムーブメント。 スイスのクロノメーターコンクールへのエントリーのため培われた高振動技術をベースに発売された、当時、新世代の10振動薄型高級機。 1968年に設立された「日本クロノメーター検定協会」の公式検定合格品。 過去には、クロノメーター規格よりも厳格なセイコー独自の「GS規格」をクリアし、「グランドセイコー」にも搭載されました。1969年には「天文台クロノメーターコンクール」の検定をパスしたキャリバーの実物を、数十個の限定で搭載した「天文台クロノメーター」としてセイコーの超高級品にケーシングされ市販されていますが、それもこの「45系機械」となり、いくつもの伝説となるモデルへ搭載されたムーブメントで、このスーペリアに搭載のキャリバーは、第二精工舎亀戸工場で極限まで品質を高めた逸品です。 ケースに小傷はありますが、全体的に過度な磨きなど無く、オリジナルのシェイプを残しています。 しっかりと残った裏蓋には、SEIKOとKSと亀戸精工舎のマークに『SUPERIOR CHRONOMETER』のメダリオンが嵌め込まれています。 バンビ社の革ベルトに『KS』尾錠を装着。 分解掃除を済ませ日差5秒程で稼働しております。
※弊社の販売品は、自然故障につき12ヶ月の保証をつけて販売しておりますので、ご安心してご利用いただけます。