1960（昭和35）年に誕生した、セイコー.ゴールドフェザーになります。 当時、世界最薄を誇ったモデルと言われています。 背景には「薄ければ薄いほど良い」と、された時代だった様で、そこには技術の象徴としての薄型時計へのこだわりがありました。 当時はシチズンのデラックスが国産時計で一番の薄さになり、圧倒的人気を誇っていたようです。 そこでセイコーが対抗して開発したのが、このゴールドフェザー(Gold Feather)と言われています。 ゴールドフェザーは名前の通り、羽のように軽くて薄い時計という意味。 当時のキャッチフレーズは「世界一薄い中三針腕時計」「機械の厚さわずか2.95mm」「フェザータッチ」 、標準のモデルが4mm前後でしたので、中三針時計としては驚異的な薄さを誇っています。 構造的にも、落下による衝撃などを防ぐ「ショックバネ」機構などが採用されはじめたこともあり、画期的なモデルでもあったようです。 こちらの個体は、ケースコンディションがとても良く、革ベルトと尾錠も当時の状態を保っています。 文字盤には経年変化を見受けられますが、気になるほどではないと思います。 全体的にコンディション良好。 なんと言っても、スクエア型のゴールドフェザー、そしてケースフォルムはレア度◎ 分解掃除を済ませ日差15秒程で稼働しております。
※弊社の販売品は、自然故障につき12ヶ月の保証をつけて販売しておりますので、ご安心してご利用いただけます。