1958年から続くロードマーベルの最終形として、1967年より製造が始まったSEIKO社の「LORD MARVEL（ロードマーベル）36000」 最終生産は1978年頃になりますので、クォーツ時代となっても最後まで生き残ったモデルのひとつです。 国産初のハイビートモデルとしても有名で、モデル名の36000はテンプの振動数（10振動）を表しています。 文字盤には絹目状の仕上げが施されており、手の込んだ作り込みに当時の技術を感じます。 当時からのオリジナルの文字盤と針、インデックスなどがセットされ、所々、経年劣化はありますが、肉眼ではそれほど気にならないコンディションを保っていると思います。 外装も多少の小傷はありますが、致命的な箇所は無いです。 ムーブメントは後に続く45KSおよび45GSの先駆けとなった、手巻き36000振動の「Cal.5740C」を搭載しています。 Mimosa社の革ベルトをセレクト。 分解掃除を済ませ日差15秒程で稼働しております。
※弊社の販売品は、自然故障につき12ヶ月の保証をつけて販売しておりますので、ご安心してご利用いただけます。